高原山周辺(栃木) 西立室(972.7m)、東立室(957m) 2022年1月29日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 9:10 駐車箇所−−9:15 廃林道−−9:21 渡渉−−9:55 西立室−−10:12 東立室−−10:32 西立室−−10:54 渡渉−−10:55 廃林道−−11:05 駐車箇所

場所栃木県塩谷郡塩谷町
年月日2022年1月29日 日帰り
天候快晴
山行種類藪山
交通手段マイカー
駐車場県道脇に駐車余地あり
登山道の有無無し
籔の有無ほぼ無し
危険個所の有無無し
山頂の展望どちらの山頂も悪い
GPSトラックログ
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コメント南側を通る県道から往復。西側の沢沿いを通る廃林道から西尾根に乗り、西立室を経由して東立室に至る。廃林道から東立室まで鹿道があり鹿の姿も見かけ多数の糞あり。積雪がある区間も鹿道のトレースがありラッセル不要だった。意外にも藪はほぼ皆無で歩きやすかった




貨物コンテナ付近が廃林道入口のはず 貨物コンテナ横に駐車
何となく廃林道っぽい? 植林の尾根を越えて斜めに下る
廃林道登場。鹿道あり 沢へ向かう右の鹿道へ
渡渉点。いい位置に石がある 反対側の斜面を登る
西尾根に乗る。明瞭な尾根で鹿道あり、藪無し 鹿の糞多数あり
鹿に食われた跡(コメツガ)。冬の厳しさを物語る このピークが西立室
しっかりした鹿トレース 西立室山頂。山頂っぽくない場所
三角点 唯一の標識は引きちぎられていた「栃木の山紀行」
山頂の目印紐。もしかしたら「TKフジオカ」さんのもの? 西立室から見た東立室
雪の上にしっかりした鹿トレースが続く 樹林の切れ間から見た高原山
雪が少ない場所もある 尾根が右へ屈曲する930m峰
藪は皆無。雪が無い時期の方が歩きやすいだろう 最後の登りは少しの積雪
東立室山頂 古すぎて壊れた山頂標識
今では珍しい3D標識 西立室同様に引きちぎられた「栃木の山紀行」
東立室から見た西立室 往路の廃林道から鹿道で適当に植林斜面を登る
無数の鹿道あり 往路より西側で県道に出た
駐車箇所


・東立室、西立室は高原山南斜面にある山。東西の名が付くように東西に並んだ山であり、まとめて登るのが効率的だ。どこから登るか考えたが、西側の沢に沿った実線(林道?)から登ることにした。効率的には東側を通る林道から沢を越えるのがよさそうだが、地形図を見る限り谷が深そうで渡れるか不安があったことと、明瞭な尾根地形が無く藪が深かった場合に苦労しそうなので止めておいた。

・目的の林道入口は現地に行くとどこなのか全く判別できなった。ようは廃林道化していたのであった。さらに積雪で形跡が隠されたこともある。県道脇の貨物コンテナ付近の駐車スペースに車を置いて出発。

・形跡さえほとんど分からない廃林道なので適当に目の前の尾根を越えて沢筋へトラバースしつつ下ることにした。植林に覆われて北斜面は雪があるがまだ量は多くない。それに無数の鹿道ができていて適当にそれらを繋いで眼下の廃林道へ。廃林道は積雪に覆われているが立派な鹿道のおかげでラッセルは不要だった。10cm程度の積雪でもトレースがあるのと無いのでは労力は大きく異なる。

・鹿道が分岐して沢の方へ下る箇所でこちらも沢へ。沢の水量は少なく簡単に渡れそうだが、鹿道は飛び石で最も簡単に渡れる場所を通っていた。流れが緩やかで流れの中にある石の表面に氷はなかった。なお、水量は少ないので場所を選べば簡単に渡れる程度だった。

・対岸はやや急斜面で鹿道はばらけるが藪は皆無なので適当に登っていく。西立室から西に延びる尾根に乗ると再び明瞭な鹿道が登場。地面が出ている場所では多数の鹿の糞があった。一部の立木は鹿に皮を齧られていて立ち枯れする木が出てきそうだった。温暖化で鹿が増え過ぎたのだろう。往路、復路とも何頭かの鹿を目撃した。

・鹿道は尾根上を延々と続き、積雪が増えてもラッセルから解放されて大助かりだった。西立室山頂にも鹿の足跡があり、楽をして立つことができた。明瞭なピークではなく山頂の感じが薄いが三角点が山頂であることを示していた。山頂標識は引きちぎられて中央部だけ残った「栃木の山紀行」のみ。山頂周辺は落葉樹林で展望は悪かった。

・続いて東立室へ。緩やかな尾根続きで樹林を通して山頂が見えており、大きなアップダウンはなさそうだ。北東へ向かう尾根は最初は積雪が多かったが尾根が平坦になるとり残雪が減り歩きやすくなる。途中で尾根は右(東)へ曲がり、緩やかな傾斜のまま山頂へ続く。ここにも鹿道あり。雪が消えた地面付近の植生は思ったより薄く(というか藪は皆無)、雪が無くても(無い方が)簡単に登れそうだった。県道脇では笹が見られたのに山の中では笹が全く無かったのは予想外だった。

・緩やかに上り詰めると東立室山頂に到着。山頂標識は西立室同様に引きちぎられて中央部だけ残った「栃木の山紀行」と3D標識、それに劣化して割れて半分しか残っていない木製の古い標識あり。山頂からの展望についても西立室は同様で、山頂周辺は落葉樹林で展望は悪かった。

・帰りはほぼ往路を戻る。

 

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